過塩素酸リチウム
過塩素酸リチウムは、主として1次用リチウム電池電解質、また極性樹脂の導電性付与剤に使用されています。
用途
- 電解質
- 導電性付与剤等
性質
外観 | 無色の結晶 |
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比重 | 2.429 |
転移点 | 92.53℃(三水塩→一水塩) 145.73℃(一水塩→無水塩) |
融点 | 236℃ |
分解温度 | 440℃(分解しLiClO、O₂を生成) |
危険性
- 消防法に定める危険物第1類(酸化性固体)に指定され、加熱、衝撃、摩擦により酸素を放出して分解し、可燃物の燃焼を助け、分解が激しい場合は爆発することがある。
- 溶剤、油、グリース、砂糖、木、綿、その他有機物、粉塵等と混ざると火災、爆発の危険がある。
- イオウ、リン、金属粉等容易に酸化されるものや微細な無機物質が混ざると火災、爆発の危険がある。
- 木片、布等にしみ込み乾燥したものは、摩擦、衝撃、花火、タバコの火等で発火し、激しく燃焼する。